黒にんにくは家庭用の炊飯器さえあれば、自作することができるのです。
どのように作る?
具体的な作り方をご紹介いたします。まずは用意したにんにくを炊飯器に入れます。その後、上からお酢をたくさん入れて、そのまま1日放置します。放置し終わったら取り出して乾燥させます。
ここまで終わったら、炊飯器の底に竹のザルを敷きます。そこに干し終わったにんにくを入れて、10日〜2週間ほど置いておきます。1週間は1日につき一度、にんにくをひっくり返してください。日数が経過したら、にんにくを取り出します。皮を少し剥いて中身が黒く、粘り気が感じられたら完成となります。
上手に作るコツ!
上手に作るコツは外で作ることです。にんにくは強くにおいます。特に最初の何日かは非常に強くにおってしまうので、なるべく外で作りましょう。にんにくのにおいは強いので、近隣住民に迷惑をかけてしまう可能性もあります。その場合、炊飯器ごと段ボールで覆うといった対策も一つの方法です。酢につける際にまるまる1日放置したり、料理酒スプレーを使ったりすれば、ある程度においを抑えることもできます。
また、ずっと放置するため電気代もかかります。10時間保温すると4円かかるといわれているので、1日にすると9.6円となります。これを2週間近く行うわけですから、おおよそ134円程度になります。これを高いと感じるかどうかは人それぞれですが、これくらいの電気代が発生することを頭に入れたうえで、黒にんにく作りを行うようにしてください。
黒にんにく作りはそれほど難しくありません。しかし、時間はかかるので、毎日ひっくり返すといった作業が実施できるタイミングで取り組むことをおすすめします。
黒にんにく作りを失敗しないためには以下のポイントに注意してください。
大きめのにんにくを選ぶ
黒にんにくを作る際は、にんにくのサイズも非常に大切です。黒にんにくは完成すると水分が抜けて小さくなってしまいます。小さいものを選んでしまうと、完成した際にあまりにも小さくなりすぎてしまいます。
そのため、なるべく大きなものを選ぶことがポイントになります。市販で大きなにんにくがないという場合は、福地ホワイト六片という高品質でサイズが大きいにんにくを選ぶことをおすすめします。
また、全体のサイズを揃えることも意識しましょう。サイズが揃っていると、全体の発酵スピードが同じになります。一部だけ発酵しすぎたり、発酵不足だったりすることがなくなるので失敗しづらいです。
水分を調整する
ジューシーなにんにくを選ぶと、中の水分量が非常に多いです。そのため、できあがった際の食感がべちゃっとしてしまいます。黒にんにくを作る際は、できるだけ乾燥させましょう。しかし、保温が長すぎると味が苦くなってしまったり、乾燥して食感がカリカリになったりするので注意が必要です。
焦げないための工夫
手順でも説明をしましたが、炊飯器の底には竹ザルを敷いてください。こうすることで、焦げつきを防ぐことができます。底に直接並べると炊飯器に引っ付いてしまうこともあります。また、上にガーゼをかけるのもおすすめです。こうすることで発酵スピードのムラを小さくすることができます。
黒にんにく作りにおいて大切なのは、にんにく選びです。味や食感、栄養価などはにんにくによって異なります。なるべく高品質なものを使うことをおすすめします。今まで市販された黒にんにくしか食べたことがないという方は、一度自分で作ってみるのもおすすめです。自分で作ってみると、販売されている黒にんにくとの違いなどを実感することもできるでしょう。
熟成にんにくの通販を利用したいとお考えの際は、田子ふぁーむまでお問い合わせください。田子ふぁーむでは、福地ホワイト六片を使った黒にんにくを販売しております。定期購入商品もご用意しており、ご希望に合わせてお届けサイクル・お届け日を選択いただけます。
さらに、田子町産の福地ホワイト六片(約1kg)もご提供しているため、ご自宅でのにんにく料理の食材などにご活用いただければ幸いです。